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Go go paradise  虚仮不実写真日誌

搬出







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終了。
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Saran Wrapping zapping ZZ


ただ歩く

目ヤニがとれず眼鏡をふいても曇る
視界がぼやけて適切な判断ができない
立ち眩みがし、目ん玉の中を蚊が飛ぶ
じじいの真っ只中に突入したのか。足元もよろけ気味
世界を見通す澄んだ目が欲しいが一向に焦点が定まらない
頭の中を出入りするのも現実と幻影が渾然としている物語みたいなムワムワな光景
風に吹かれながら深く息を吸え

路地をまがったところで
その奥に怪しい毒想の世界に潜むやばい連中がちらちら見え隠れするが
近づくと消えてしまうから急ぐ
一人は哲学者。壁抜けしてるからまたね、と言ったかもしれない。君は何処へ
ある女子は舞踏の後、疾走していたが突然ふらつき
ぐるぐると同じところを旋回し始めた
どっちなの?と聞かれたが自分もわからず、あっちかそっちや、と答えた
今も旋回してるかもしれん

筆をくわえ屋根上でつっ立つ男
両手をかざし炎を吹き上げ、こっちに激しい空気の渦を噴射する
その熱に火傷しそうな感動が起こるが、瞬きすると消え去った


ただ眺める

世界には前ピンも後ピンもあるのか
自動焦点のカメラで連写しても脳裏に入ってくるのは
薄らぼんやりした都市のジャングル
おぼろな光景しかないのなら、いっそレンズをラッピングし
おぼろな視野と掛け合わせて
耄碌と衰弱の粉に、おぼろな狂気を混ぜて巻き散らそう





大原樹雄






















by oharax | 2018-12-10 12:01 | Comments(0)